開発メモ : 高速詰め将棋探索ルーチン開発中

df-pnは長手数の詰みを短い時間で見つけることが出来ます。
しかし、短い詰みを短い時間で見つけることは出来ません。


昨日の記事で、df-pnで短い詰みを見つけることを「ジェット機を使って自転車で3分のところに行くようなものです」と私は書きました。


そこで、私はdf-pnを改良した、短い詰みに対してもほとんど遅くならない詰み探索ルーチンを考えました。


1) 1手〜9手は超高速。(普通のdf-pnのルーチンの10〜200倍ぐらい速い)
2) 11手〜25手ぐらいに関してはdf-pnと同等ぐらい。
3) それ以上の詰みは、どうせ実戦では探索しないので性能が悪くてもまあいいや。


…になるかどうかはよくわからないのですが。実戦で使うなら(本将棋の探索中に使うなら)、2)は多少遅くとも、1)の性能が優れていることには意味があるでしょうね。


とりあえず、来週は詰み探索がマイブームになっているでしょう..。来週末ぐらいには結果をこのブログで報告できると思います。