今月がタイムリミットです

何の気まぐれか、私はコンピュータ将棋開発用のコンパイラを作ることになりました。(→ http://d.hatena.ne.jp/LS3600/20091125 )
幸いにして、20時間程度でこのコンパイラ自体はある程度形になりました。


いまから、このコンパイラ向けにコンピュータ将棋を書き起こさなければなりません。私には時間はあまり残されていないのです。
私は来年の1〜4月はほとんどコンピュータ将棋開発のための時間がとれません。今月中に完成しなければもう来年の大会には間に合わないでしょう。


私はこれまでも同じ処理を高速化のために何度も書き直しています。データ構造を少し変更するだけでその変更は全体に波及します。1行でも納得いかない箇所があると、それを解消するために何度でも全体を書き直します。作っては壊し、作っては壊し。陶芸家ってたぶんこんな感じなのかも知れません。前進しているのかしていないのかすらさっぱりわかりません。


私にとって書き直すのはこれが最後のチャンスです。これ以上作り直すことはもう時間的に不可能でしょう。次に納得いかない箇所が1箇所でも出てくれば、もうその時点で大会出場の夢は諦めざるを得ません。大会に出場すら出来ないのは悔しいですが、自分が納得いかないもので出場することなど私には到底出来ないのです。


そんなわけで、しばらくこのブログの更新をお休みして将棋ソフトの完成を急ぎます。